ブログ作業風景
見積りをするということ
日常のビニール製品製造現場の作業風景や、弊社の物作りへの取り組みなどをブログに掲載しています。
仕事をしていると、お客様からお見積り依頼を頂くことは、日常的によくあることですよね。ビニールカーテン、ビニールカバーなどの手慣れた商品でしたら、特に苦労すること無く、「机上でコスト計算→お見積書を作成→お客様へ提出」 という流れでスムーズにお見積りしているのですが、たまに「これ、うまく作れるかな~??」という難しい仕様の商品のお見積り依頼を頂くこともあります。
通常、見積りをするということは、「この金額で作ります」という保証をしているということだと思います。さらに「難しい仕様の商品」の場合は、金額の保証をすると同時に、どんなに難しい商品でも見積ったからには「その商品を作って供給する」責任も負うことになると思うのです。しかも、お客様の要求される品質も満たさなければいけません。「難しい仕様の商品」の場合、机上でいくら考えても「うまく作れるかどうか」わからないこともあります。
こんな困った時の弊社のウラワザは、「作ってみる」です(笑)
社内に材料と設備は揃っているので、いわゆる「試作」してみて、加工の出来栄えを確認してから見積書を提出するということがあります。手間はかかってしまいますが、お客様も弊社も安心して商談を進められることはメリットです。
見積りをするって、机上で計算だけしてると思われがちですが、責任を感じながら水面下で見えない努力をしていることもあるのです。