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ブログ作業風景

金型の温度を測定しています

日常のビニール製品製造現場の作業風景や、弊社の物作りへの取り組みなどをブログに掲載しています。

ビニールフィルムの溶着には、高周波ウエルダーを使用しています。概ね問題なく溶着できるのですが、中には溶着が難しい材質もあります。軟質塩ビでも薄くて可塑剤が少ない(硬い)物や表面処理された物、軟質塩ビ以外のポリオレフィン系やEVAなどのフィルムなどは、高周波ウエルダーでの溶着が難しい部類になります。そういう時には、ヒーターで金型を加熱することで溶着条件を改善させて対処することがあります。

そんな時に頼りになるのがコレ! 「接触温度計」です。

この接触温度計を購入したのは、20年以上前になります。ある素材の溶着がうまくいかず、金型の溶着部に近い所が、本当に設定温度に達しているのかな? と、疑問に思ったのが購入のきっかけでした。

機械側にも温度設定用のダイヤルがあるのですが、「溶着部分は設定温度よりも低かった」ということはよくあることです。また、加工スタート時に適正な温度に達しているか?の確認にも使用しています。「できるだけ現象を定量的に把握する」ことが私達の進歩につながると考えて、日々いろんなことにチャレンジしています!

 

 

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